動くLINE絵文字の作り方|AIでオリジナル絵文字を作ろう【2026年版】

動くLINE絵文字を作るなら、派手に動かすことから考えたくなります。 でも、トーク画面で最初に見えるのは、動きの途中ではなく最初の1枚です。 しかも絵文字は、文章の横に並ぶとスタンプより小さく表示されます。 「動くのに、何を表しているか分からない」。この落とし穴を避けることが、かわいい絵文字を使いやすい絵文字に変える近道です。
先に結論
動くLINE絵文字は、1つの絵文字に1つの気持ちを割り当て、 その気持ちが静止画でも読めるようにしてから、短く大きく動かすとうまくいきます。 Stampoなら、チャットで雰囲気や用途を伝え、キャラクターのプレビューを選び、 セリフと動きを確認してから16・32・40個のセットを作れます。
動くLINE絵文字とは?スタンプとの違い
LINE絵文字は、文章の途中に挿入したり、単独で送ってスタンプのように使ったりする画像です。 動くLINE絵文字は、その画像をAPNGにして、トーク中に表情やポーズを変えられるもの。 「了解🙂」の横に置く使い方と、絵文字だけを送ってリアクションにする使い方の両方があります。
公式のLINE Creators Market 動く絵文字制作ガイドラインでは、 絵文字はトークの吹き出し内で小さく表示されるため、太く濃いアウトライン、はっきりした表情の差、 シンプルな装飾が推奨されています。動きの前に、読み取りやすい形を作るわけです。
先に確認したいLINE公式の規格
制作途中で「きれいにできたのにアップロードできない」とならないよう、最初に数字を押さえておきます。 下表は2026年9月14日に確認した公式ガイドラインの内容です。審査や仕様は変わる可能性があるため、 申請する時点でもアニメーション絵文字の制作方法を確認してください。
| 項目 | 公式の条件 | 制作時の見方 |
|---|---|---|
| 絵文字画像 | 180×180px、透過PNG(APNG) | 小さい表示を前提に輪郭を太くする |
| セット数 | 8〜40個 | Stampoの現行フローは16・32・40個から選択 |
| アニメーション | 5〜20フレーム、ループ込み最大4秒、1〜4ループ | 1回の再生秒数 × ループ回数を4秒以内にする |
| 容量 | 1個300KB以下、ZIP20MB以下 | 細かい装飾や大きな差分を増やしすぎない |
| 1枚目 | 静止画として使われる | 最初のフレームだけで気持ちが伝わる表情にする |
1枚目の注意は特に重要です。たとえば最後に「ありがとう」とお辞儀する構成でも、 最初のフレームが無表情なら、静止表示では意味が薄くなります。 公式も、最後に伝えたい感情がある場合は、そのイラストを1枚目にも置くよう案内しています。 詳細は公式の1フレーム目の説明が基準です。
小さく表示されても伝わるデザインのコツ
気持ちを一つに絞る
「うれしい」と「ありがとう」と「テンションが高い」を1つの絵文字に詰め込むと、 表情も動きもぼやけます。まずは用途を一言にします。 ありがとうなら、笑顔と軽いお辞儀。了解なら、大きなうなずき。意味が決まると、必要な動きも自然に絞れます。
輪郭で分かる動きを選ぶ
180pxの画面で細かい指先を動かすより、耳、腕、体、まぶたのようにシルエットが変わる部分を動かす方が見えます。 1回のループで「少し下がる→戻る」だけでも、静止画との差がはっきりします。 キラキラや集中線を足すときは、キャラクターの顔を隠さない量に抑えましょう。
文字は短く、絵に役割を残す
絵文字内の文字は、文章と一緒に使われたときに読めなくなりやすい要素です。 「了解」「感謝」「おつかれ」のような短い言葉にして、文字を読まなくても表情で意味が分かる構成にします。 文字を主役にする場合も、1枚目では文字が読めることを確認してください。
制作現場の感覚もヒントになります。2022年のLINEスタンプ公式ブログのクリエイターインタビューでは、 小さな絵文字は細かな動きやゆっくりした変化が分かりにくいため、少し大胆に動かし、 輪郭を太くして瞬時に理解できる表現を心がけるという工夫が紹介されています。



Stampoで動くLINE絵文字を作る流れ
Stampoのアニメーション絵文字作成ページは、最初に細かな設定を埋める方式ではありません。作成ページのチャットで、作りたいキャラクターや用途を言葉にしていきます。 写真を使う場合は、輪郭や顔の特徴が分かる1枚を用意すると、キャラクターの基準を作りやすくなります。
- テーマと使う場面を伝える。「家族との会話で使う、表情が大きいウサギ」「仕事の返信に使う、落ち着いた猫」など、誰にいつ送るかまで書きます。
- 写真を添付する、または言葉でキャラクターを指定する。写真を使うなら、背景と毛色が近すぎず、目や耳の形が見えるものが向いています。
- キャラクターのプレビューを確認する。別の動きを作る前に、顔つき、毛色、輪郭、残したい小物が一致しているかを見ます。ここで違和感を直すと、セット全体の統一感を保ちやすくなります。
- 16・32・40個からセット数を決める。まず日常の返信を揃えたいなら16個、表情や季節の反応まで増やしたいなら32個+予備4個、幅広い会話を一式にするなら40個、という考え方ができます。公式の販売規格とは別に、Stampoではこの3つのサイズを選ぶ設計です。
- セリフ、ポーズ、動きを構成画面で見直す。不要な文字を外したり、「手を振る」を「体全体で左右に揺れる」に変えたりできます。生成前に意味の重複を減らすのがポイントです。
- 生成後にエディタで確認し、ZIPを書き出す。1枚目の表情、動きの見え方、背景の透過、文字の読みやすさを確認してから、LINEの申請用データとして扱います。
料金と本生成チケットを確認する
構成を確認して「生成に進む」を押すと、画面にそのセットで必要な本生成チケット数と所持数が表示されます。 足りない場合は購入画面へ進む設計なので、表示された内容と料金を確認してから決済する流れです。 料金や必要数はセット数や時期で変わる可能性があるため、記事の数字ではなく作成画面の最新表示を基準にしてください。
LINE Creators Marketへ申請する流れ
ZIPができたら、LINE Creators Marketのマイページで販売登録を行います。公式の登録手順では、 販売情報を入力して保存したあと、画像をZIPにまとめてアップロードし、メイン画像にする絵文字を4つ選びます。
- マイページの「新規登録」から、アニメーション絵文字の販売情報を入力する
- トークルームタブ画像と、180×180pxのAPNGをまとめたZIPをアップロードする
- メイン画像を4つ選び、タイトル・説明文・クリエイター名・コピーライトを整える
- AIを使った場合は、販売情報画面に表示されるAI利用の設定を実際の制作内容に合わせる
- プレビューを確認して審査をリクエストし、承認後に販売を開始する
審査を通過することや、決まった期間で承認されることは保証されません。 提出前に、最新のLINE公式の絵文字審査ガイドラインで、 視認性、権利、テキスト、重複の条件を確認してください。
AIに伝えるときの具体例
「かわいく動かして」だけでも出発点にはなりますが、同じキャラクターで使いやすいセットにするなら、 次の4点を一緒に書くと意図がぶれにくくなります。
- キャラクター:白いうさぎ、長い耳、青い小さなリボン
- 用途:家族との日常会話、短い返事とリアクション
- 動き:うなずく、手を振る、ぺこりとお辞儀する
- 見え方:太い濃色アウトライン、背景透過、顔を大きく、装飾は少なめ
「全部を大きく動かす」と指定すると、動きが散らばることがあります。 「表情は大きく変え、体は小さく揺らす」「1枚目は静止画でも意味が分かる」と役割を分けて伝える方が、 仕上がりを確認しやすいです。
申請前に見るチェックリスト
- 各画像が180×180pxで、背景が透過されている
- 1個あたり300KB以下、ZIP全体が20MB以下になっている
- 5〜20フレーム、ループ込み最大4秒、ループ数1〜4回の範囲に収まっている
- 1枚目だけを見ても、その絵文字の気持ちが分かる
- 吹き出し内で小さく表示して、顔や文字が読める
- 似た表情や同じ動きばかりになっていない
- 写真、ロゴ、キャラクターなどの利用権を確認している
公式の絵文字審査ガイドラインでは、 規格だけでなく、コミュニケーションに適しているか、視認性が悪くないか、同じパッケージ内で重複していないかなども確認対象です。 AIで作った素材も、申請前に人の目で一枚ずつ確かめてください。
よくある質問
Q. 動く絵文字は、絵文字だけで送れますか?
送れます。LINEの絵文字は単独で送るとスタンプのように表示されます。 文章の中に置く場合と単独で送る場合で大きさが変わるので、両方の表示を確認すると安心です。
Q. 静止画の絵文字より、動きは複雑な方がいいですか?
複雑さより、気持ちが一目で分かることを優先します。うなずき、手を振る、まばたきのように、 形が変わる動きを一つ選ぶ方が、180pxの表示では伝わりやすくなります。
Q. Stampoでは何個のセットを作れますか?
現在のアニメーション絵文字作成フローでは、16・32・40個から選べます。 LINE公式の制作ガイドラインにある「8〜40個」という登録条件とは別に、Stampo側のセット選択肢として用意されています。
Q. AIで作ったものは、そのまま審査に出せますか?
申請データとして書き出せても、審査を通過することを約束するものではありません。 規格、権利、視認性、テキストの内容を確認し、申請時点のLINE公式ガイドラインに合わせて提出してください。
まずは、よく送る一言を動かしてみる
動くLINE絵文字の最初のセットに必要なのは、珍しい演出より「ありがとう」「了解」「またね」のような、 何度も使う一言です。日常の送信履歴から気持ちを16個ほど拾い、1個につき1つの表情と動きを割り当てる。 その順番なら、完成後も使う場面が浮かびます。