LINEスタンプの背景を透過する方法|白くなる原因ときれいな切り抜き方

LINEスタンプ用の画像を切り抜いたのに、保存したら背景が白くなった。 自動で背景を消したら、白い服やペットの毛まで欠けてしまった。これはスタンプ作りでよく起きる失敗です。
先に結論。 背景透過は「背景を白く塗る」処理ではありません。背景部分の透明度(アルファ)を0にして、PNGで保存します。 切り抜き後は市松模様だけでなく、白と濃い色の両方を背景に置いて輪郭を確認すると失敗を見つけやすくなります。
透過と白背景は別のもの
画面上で白く見えても、本当に白いピクセルが入っている場合と、透明部分をアプリが白く表示している場合があります。 透明画像を別の色の背景に重ね、背面の色が見えれば透過できています。
JPEGは透明度を保存できません。背景を透明にしたつもりでも、JPEGで書き出すと白などの色で埋まります。 保存形式は透過PNGを選んでください。
背景を透過したのに白くなる主な原因
- JPEGで保存した:アルファチャンネルを持てないため、透明部分が色で埋まる
- 背景レイヤーが残っている:白い背景を非表示または削除せずに書き出している
- 途中のアプリで変換された:SNSや一部の編集・共有方法でJPEGへ変換される
- 表示画面だけが白い:透明部分のプレビュー色を白にしているだけの場合がある
写真をきれいに切り抜く5ステップ
- 輪郭が見える写真を選ぶ:被写体と背景の色が違い、逆光でない写真が向いています。
- 自動背景除去をかける:AIや編集アプリで、まず大きな背景を消します。
- 細部を拡大する:髪、耳、指の間、ペットの毛、服のすき間を確認します。
- 白と濃色の背景で見る:白い欠け、黒い縁、元背景の色かぶりを探します。
- 透過PNGで保存する:書き出したファイルをもう一度開き、透明度が残っているか確認します。
髪やペットの毛は「全部残す」より小さい表示を優先
毛先を1本ずつ残そうとすると、元の背景色が細い輪郭として残りやすくなります。 LINEのトーク画面では画像が小さく表示されるため、拡大時の完全さより、縮小時に顔とシルエットが読みやすいことが大切です。
自動処理で白い毛や服まで消える場合は、消す範囲を色だけで判定せず、被写体の形を認識する背景除去を使います。 最後に白いフチを少し付けると、暗いトーク背景でも輪郭が読みやすくなります。
白フチと10px前後の余白は別に考える
白フチはキャラクターを見やすくするデザインです。余白は画像の端で内容が窮屈に見えたり、切れたりするのを防ぐ空間です。 LINE公式の制作ガイドラインでは、トリミングした画像の外枠と内容の間に10px程度の余白を取るよう案内されています。
フチを含めた完成形が画像端に触れないように配置し、文字の濁点や伸ばし棒も切れていないか確認してください。
LINE申請前の透過チェック
- ファイル形式がPNGになっている
- 背景を白と濃色に替えても、不自然な四角や色の縁が出ない
- 目、歯、白い服、白い毛など、残すべき白が消えていない
- 半透明の毛先や影が汚くにじんでいない
- フチを含む内容と画像端の間に余白がある
- 最大370×320px、偶数サイズなどの画像条件を満たしている
通常スタンプの最新条件は、申請前にLINE Creators Marketの制作ガイドラインで確認してください。
40枚を1枚ずつ切り抜かない方法
Stampoは、写真からキャラクターを作る段階で透明背景を生成し、透明度を保ったままスタンプ画像へ仕上げます。 40枚+予備8枚をまとめて作り、エディタで不要な部分だけ消して、申請用ZIPとして保存できます。 購入前の1枚は無料で確認できます。