LINEスタンプメーカーの使い方|作り方から審査・販売まで【2026年版】
「LINEスタンプを作ってみたいけど、何から始めればいい?」 ——そんなときの定番が、LINE公式の無料アプリ 「LINEスタンプメーカー」です。 この記事では、アプリの基本から写真・手描き・画像アップロードそれぞれの作り方、 そして審査に出して販売が始まるまでの流れを、 初めての人向けにまとめて解説します。
まず結論。 LINEスタンプメーカーを使えば、スマホだけでスタンプの作成から販売申請まで完結できます。 アプリも登録も申請も無料で、最少8枚からスタンプを販売できます。 1枚ずつ丁寧に作るのに向いたアプリなので、 「40枚セットを一気にそろえたい」場合は、 AIで素材を一括生成してからこのアプリで申請する、という組み合わせも便利です (詳しくは記事後半で解説します)。
LINEスタンプメーカーとは
LINEスタンプメーカーは、LINEが公式に提供している無料のスタンプ作成アプリ(iPhone / Android対応)です。もともとLINEスタンプの販売には PCでのLINE Creators Marketへの登録・申請が中心でしたが、 このアプリの登場でスマホだけで「作る→申請する」が完結できるようになりました。
主な機能はこのあたりです。
- 撮影した写真やアルバムの写真を切り抜いてスタンプにする
- 指やタッチペンで手描きのイラストを描く
- テキストやブラシでデコレーションする
- 作成済みの画像を取り込んでスタンプにする
- アプリ内からそのまま販売申請する
なお、アプリの共有メニューなどでは「スタンプMaker」という表記で 表示される場合があります。同じアプリのことなので迷わなくて大丈夫です。
準備するもの・登録の流れ
必要なものはシンプルで、次の2つだけです。
- スマホ(iPhone / Android)
- LINEアカウント
始め方は次の流れです。
- App Store / Google Playで「LINEスタンプメーカー」を検索してインストール(無料)
- アプリを開いてLINEアカウントでログイン
- 初めて販売申請するときに、アプリの案内に沿ってクリエイター登録(名前・メールアドレスなど)を行う
クリエイター登録も無料です。売上を受け取る場合は、 振込先などの情報登録が別途必要になる場合があります。 作るだけなら、まずはログインすればすぐ始められます。
スタンプの作り方(写真/手描き/画像アップロード)
LINEスタンプメーカーでの作り方は、大きく3パターンあります。 自分に合う方法を選びましょう。
① 写真から作る
手軽で定番の方法です。カメラで撮影するか、アルバムから写真を選ぶと、自動切り抜きで人物やペットの形に切り抜けます。 丸や四角の形で切り抜いたり、指でなぞって輪郭を指定したりもできます。 切り抜いたあとは、テキストでセリフを入れたり、 ブラシで縁取りや飾りを描いたりして仕上げます。
写真を使う場合は権利面の注意が1つだけあります。 元にできるのは、自分で撮影した・自分に権利がある写真が基本です。 他人が写り込んでいる写真や、芸能人・キャラクター商品の写真は 審査で承認されない可能性が高いので避けましょう。
② 手描きで作る
アプリ内のキャンバスに、指やタッチペンで直接イラストを描く方法です。 ブラシの種類や色を変えながら、自由に描けます。 ゆるいラフな線でも味になるのがスタンプの良いところなので、 絵に自信がなくても「手描きの温かみ」を武器にできます。
③ 作成済みの画像を取り込む(画像アップロード)
他のツールで作ったイラストや画像を、アルバムや共有メニューから取り込んで スタンプにする方法です。パソコンのイラストソフトで描いた絵や、 AIで生成した画像をスタンプ化したい場合はこの方法になります。
取り込む画像はLINEスタンプの規格 (370×320px以内・背景透過PNG・周囲に約10pxの余白など) に合わせておくとスムーズです。 たとえばStampoで生成したスタンプ一式は、この規格に整形済みのZIPで書き出せるので、 ファイルアプリから共有メニュー経由でそのままスタンプメーカーに読み込めます。 具体的な手順は スタンプメーカーアプリで申請する方法(スクリーンショット付き)で1画面ずつ解説しています。
審査に出す〜販売開始までの流れ
スタンプが8枚以上そろったら販売申請できます。 セットの枚数は8 / 16 / 24 / 32 / 40枚から選ぶ形です。 アプリ内の申請の流れはおおよそ次のとおりです。
- スタンプのセットを作り、タイトルと説明文を入力
- ショップに表示されるメイン画像を選ぶ
- 販売価格(120円〜)などの販売情報を入力
- AIを利用して作った画像を含む場合は「AIの使用」を必ず設定(未設定のまま申請すると審査で承認されない可能性があります)
- プレビューを確認して審査をリクエスト
1つ注意点があります。販売情報の「LINE STORE/ショップ公開」は初期設定では非公開になっています。 ショップに掲載して販売したい場合は、公開をONにするのを忘れないでください。 審査結果はメールまたはLINEで通知され、 承認されると自動的に販売が始まります。
審査期間の目安
審査期間は公式に固定されているわけではなく、数日〜1週間程度で完了する場合が多いようですが、 内容や混雑状況によっては数週間かかる場合もあるとされます (2026年7月時点)。申請したら気長に待ちつつ、 次のスタンプの構想を練るくらいの気持ちでいるのがおすすめです。
審査に落ちやすい原因
もし非承認になっても、理由が通知され、修正して再申請できます(修正はLINE Creators MarketのWebサイトからも行えます)。 よくある原因はこのあたりです。
- 有名なキャラクターや作品、著名人を思わせるデザイン・写真
- 写真の背景への他人やロゴの写り込み
- 文字がつぶれて読めないなど、視認性の問題
- 余白やサイズなど規格まわりの不備
- AIを使ったのに「AIの使用」を申告していない
それぞれの直し方は リジェクト理由と対処ガイドに詳しくまとめています。また、審査基準の正確な内容は、 必ず公式の一次情報を確認してください。
もっと効率よく40枚そろえたいときは
LINEスタンプメーカーは、1枚ずつ切り抜いたり描いたりして丁寧に仕上げていくのが得意なアプリです。 一方で、「同じキャラクターで表情違いの40枚セットを作りたい」となると、 1枚ずつの作業を40回繰り返すことになり、なかなかの根気が必要です。
そこで便利なのが、素材づくりはAI、申請は公式アプリという分担です。 Stampoなら、自分やペットの写真1枚から、 同じキャラクターの表情・ポーズ違いのスタンプ40枚(+予備8枚)を一括生成できます。 画風は決まったパターンから選ぶのではなく、好きな雰囲気をAIとの会話で言葉で伝えて自由に指定できます。
生成後はブラウザ上のエディタで1枚ずつセリフや表情を自分で編集して、 LINE規格に整形済みのZIPをダウンロード。 あとは前述のとおり、スタンプメーカーアプリに読み込んでそのまま申請できます。 料金は1セット¥950で、決済前に無料プレビューで仕上がりの雰囲気を確認できます。 どちらか一方を選ぶというより、用途が違う道具を組み合わせて使うイメージです。
| やりたいこと | 向いている使い方 |
|---|---|
| 数枚をじっくり手作りしたい | LINEスタンプメーカーで1枚ずつ作成 |
| 写真から40枚セットを一気にそろえたい | Stampoで一括生成 → スタンプメーカーで申請 |
| 手描きイラストを申請だけしたい | 画像を取り込んでスタンプメーカーで申請 |
よくある質問
Q. スマホだけで完結しますか?
はい、完結します。LINEスタンプメーカーは作成から販売申請までスマホアプリ内で完了します。 Stampoと組み合わせる場合も、生成・編集・ZIPダウンロード・アプリへの取り込みまで すべてスマホのブラウザとファイルアプリでできるので、PCは不要です。 スマホ・PCそれぞれの申請手順は LINEスタンプ申請ガイドにまとめています。
Q. 費用はかかりますか?
LINEスタンプメーカーはアプリも登録も申請も無料です。 スタンプが売れた場合は、売上の一部が分配金としてクリエイターに支払われる仕組みです。 また、売上の分配を受け取らない設定を選ぶと、自分のスタンプを無料でダウンロードできる仕組みもあります (2026年7月時点。条件は変わる可能性があるため申請時に確認してください)。
Q. 何枚から作れますか?
販売申請は8枚からでき、 セットの枚数は8 / 16 / 24 / 32 / 40枚から選べます。 まず8枚で小さく始めて、反応を見ながら次のセットで枚数を増やす、 という進め方も人気です。
Q. AIで作った画像も申請できますか?
申請できます。申請時にAI利用を申告する項目があり、正直に設定するのが基本です。 AI利用のみを理由に販売を一律で禁止するルールは確認されていません(2026年7月時点)。 詳しいルールと注意点は AIスタンプの規制と申告ルール解説をどうぞ。
まとめ: 公式アプリ×AI生成で、最短ルートの40枚を
LINEスタンプメーカーは、スマホだけでスタンプ作りと申請が完結する頼れる公式アプリです。 まずは1枚、写真の切り抜きや手描きで作ってみると、雰囲気がすぐつかめます。 そして「同じキャラで40枚そろえたい」と思ったら、 写真1枚からAIで一括生成できるStampoと組み合わせてみてください。 素材づくりの時間をぐっと短縮して、仕上げと申請に集中できます。