お正月・年末年始のLINEスタンプをAIで作る方法|公式特集の締切から逆算

お正月のスタンプを作ろうと思い立つのは、たいてい12月に入ってからです。 年賀状の準備を始めたころ、「今年はスタンプで送ろうかな」と気づく。 ところが、2026年のLINE公式の冬特集は12月4日の午前で審査受付が締め切られます。 思い立った時点で、もう間に合わないかもしれません。
AIを使えば、40枚を何週間もかけて描く必要はありません。 それでも逆算は必要です。この記事では、公式特集の条件、間に合わせるスケジュール、 年が明けても使い続けられるセリフの組み方を順に見ていきます。
先に要点
- 公式の冬特集は2026年12月4日(金)10:59に審査受付が終了(参加状況で早まる場合あり)
- 特集に参加するなら、40個中8個以上を冬・年末年始のテーマにする
- 年号を入れたスタンプは1シーズン限り。大半は毎年使えるセリフにすると長く売れる
- 家族の名前入りなど特定個人向けのスタンプは、特集の対象外
2026年の公式「冬を感じるスタンプ・絵文字特集」
LINE Creators Marketは2026年9月30日、「冬を感じるスタンプ・絵文字特集」の参加募集を告知しました。対象のテーマにはクリスマスと並んで年末年始・お正月も含まれます。 お正月スタンプを作るなら、この特集に合わせるのがいちばん目に留まりやすい道です。 2026年10月14日に確認した条件は次のとおりです。
| 審査受付 | 2026年10月2日(金)11:00〜12月4日(金)10:59(日本時間) |
|---|---|
| 特集の掲載 | 2026年11月11日(水)11:00〜2027年1月8日(金)10:59 |
| 対象 | スタンプ(静止画・アニメーション・BIG・ポップアップ・エフェクト・カスタム・メッセージ)、 絵文字(静止画・アニメーション) |
| テーマ | パッケージのうち8個以上が冬に関連した内容(冬休み、こたつ、雪、鍋、クリスマス、年末年始など) |
| その他の条件 | 新規アイテムのみ(販売済みのアップデートは不可)、8〜40個、190円以上、日本在住のクリエイター。 申請はWEB版のLINE Creators Marketから |
見落としやすい注意点が2つあります。ひとつは、名前を含むなど特定の個人に向けたスタンプは特集に参加できないこと。 家族用に「〇〇ちゃん」と入れたセットは、特集のチェックを外して通常の申請にします。 もうひとつは、特集の開始前に販売を始めたアイテムは特集内の新着欄に表示されないこと。 11月11日より前に承認された場合は、手動の販売開始を選んでおくと扱いやすくなります。
12月に間に合わせる逆算スケジュール
LINEの公式ヘルプでは、審査は数時間〜約2日で完了すると案内されています(2024年時点の記載)。 短いと感じるかもしれません。ただ、リジェクトされたら修正して再申請が必要で、 年末は申請が集中しやすい時期です。締切ぎりぎりに1回目を出す計画は避けたいところです。
| 時期の目安 | やること |
|---|---|
| 11月前半 | 誰に送るかを決め、40個のセリフ構成を作る。キャラクターの元になる写真を選ぶ |
| 11月中旬 | AIで生成し、エディタでセリフや表情を整える。メイン画像とタブ画像を決める |
| 11月下旬 | 申請。特集のチェックとAI利用の申告を確認して審査をリクエストする |
| 12月4日の午前まで | リジェクトされた場合の修正と再申請の予備期間 |
特集に参加しない自分用・家族用のセットなら、12月に入ってからでも元日には十分間に合います。 それでも、大みそかに審査待ちの画面を眺めるのは落ち着きません。 早めに出しておけば、12月のうちに家族へ「来年はこれで送るね」と配れます。

年号を入れるか、入れないか
お正月らしさを出すなら、2027年の干支であるひつじを描き、「2027」と大きく入れたくなります。 それは間違いではありません。ただし、年号入りのスタンプが活躍するのは年末年始の数週間だけです。 2028年の元日には使いにくくなります。
そこで、特集の条件である8個以上を冬・お正月のテーマにしつつ、残りは毎年使える表現にするのがおすすめです。 「あけましておめでとう」は来年も再来年も使えます。年号や干支は数枚に絞り、 メイン画像のような目立つ位置に置けば、季節感は十分に伝わります。
40個のセリフ構成例
お正月だけで40個を埋めると、1月の後半には送るスタンプがなくなります。 場面を4つに分けて、それぞれに数を割り振ってみてください。
| 場面 | 個数の例 | セリフの例 |
|---|---|---|
| 年末 | 8個 | 今年もありがとう/よいお年を/大掃除がんばる/仕事納め |
| お正月 | 12個 | あけましておめでとう/今年もよろしく/謹賀新年/初詣いこう/お年玉ちょうだい |
| 冬の日常 | 10個 | さむい/こたつから出られない/雪だ!/鍋しよう/あったかくしてね |
| いつもの挨拶 | 10個 | おはよう/了解/ありがとう/おつかれさま/おやすみ |
お正月は、ふだんスタンプを送らない目上の人へ連絡する時期でもあります。 「本年もよろしくお願いいたします」「謹んで新春のお慶びを申し上げます」のような丁寧な表現を数個入れておくと、 親戚や職場にも送りやすくなります。逆に、友だち向けなら「ことよろ」「あけおめ!」のような短い言葉が向いています。 トーク画面ではスタンプが小さく表示されるので、1枚のセリフは4〜6字程度が読みやすい目安です。
写真から作るときに季節感を足すコツ
キャラクターはふだんのまま、小物と服装で季節を出すと、同じキャラのシリーズとして育てやすくなります。 晴れ着やはんてん、鏡餅、門松、ポチ袋、こたつ、マフラー。 全部に盛り込むより、場面ごとに1つだけ持たせた方が、小さく表示されても読み取れます。
ペットの写真から作る場合は、首輪や毛の模様を全部のスタンプで保つのが先です。 お正月の小物は後から足せますが、「うちの子に見えない」違和感は小物では埋まりません。 ペット向けのコツは犬・猫の写真でLINEスタンプを作る方法にまとめています。
Stampoでお正月スタンプを作る流れ
Stampoのスタンプ作成ページでは、AIとの会話でテーマを伝えてから40枚+予備8枚を一括生成します。 画風もセリフも会話の中で自由に指定できます。
- キャラクターの元にする写真をアップロードする(写真なしで作ることもできます)
- 「お正月と冬のセット。年末8個、お正月12個、冬の日常10個、いつもの挨拶10個」のように構成を伝える
- 年号や干支を入れる枚数、敬語にする枚数も合わせて伝える
- 料金のかからないプレビューで、キャラクターの見た目と画風を確認する
- 本生成後、エディタでセリフを直し、晴れ着や小物が小さすぎないかスマホの表示で確かめる
- LINEの規格に合わせたZIPを書き出し、LINE Creators Marketで申請する
冬特集は動くスタンプと絵文字も対象です。動きで目を引きたいならアニメスタンプ作成(8・16・24個)、 文章の中で使ってほしいなら絵文字作成も選べます。 動くスタンプの作り方はAIで動くLINEスタンプを作る方法で詳しく解説しています。
申請前に確認すること
- 特集のチェック:編集画面の販売情報で「冬を感じるスタンプ・絵文字特集」にチェックを入れる
- テーマの個数:冬・年末年始に関連するスタンプが8個以上あるか数え直す
- 名前の有無:特定の個人名が入ったセットは特集のチェックを外す
- タグ:公式の案内にある「冬」「冬休み」などの推奨タグを設定する
- AI利用の申告:申請フォームでAI利用を申告し、どう作ったかの記録を残しておく
- 権利の確認:実在のキャラクターや他人の写真、企業ロゴが写り込んでいないか確かめる
公式の特集案内でも、生成AIを使う場合は既存作品や他者の権利を侵害していないか確認するよう求めています。 AIスタンプの申告や審査のルールはAIで作ったLINEスタンプの規制と申告ルールで整理しています。Stampoは申請を代行したり、審査の通過を保証したりするサービスではありません。 書き出したZIPは自分で確認してから提出してください。
よくある質問
Q. 12月4日を過ぎたら、お正月スタンプは出せませんか?
特集への参加はできなくなりますが、通常の申請で販売することはできます。 審査期間と年末の混雑を考えると、元日に使いたいなら12月の早い時期の申請が安心です。
Q. 家族の名前を入れたお正月スタンプは作れますか?
作ることはできます。ただし、名前入りなど特定の個人向けの内容は、2026年の冬特集では参加できない条件になっています。 特集のチェックを外して申請してください。家族向けの作り方は家族・子どもの写真でLINEスタンプを作る方法も参考になります。
Q. 2027年の干支は何ですか?
2027年はひつじ年です。ひつじのモチーフは数枚に絞り、残りを毎年使えるセリフにしておくと、 お正月が過ぎても使い続けられます。
Q. 冬特集の条件は来年も同じですか?
特集の期間・金額・条件は予告なく変わる場合があると公式に明記されています。 この記事は2026年10月14日時点の内容です。申請の前に、最新の告知を必ず確認してください。
年賀状の代わりに、来年も使える40個を
お正月スタンプの寿命は、年号を入れた瞬間に決まります。 「2027」を数枚に絞り、こたつや鍋、いつもの「了解」まで入れておけば、 1月の終わりにも、次の冬にも出番が回ってきます。 まずは誰に送るかを決めて、年末8個とお正月12個のセリフを書き出すところから始めてみてください。
参考にした公式情報
特集の条件と審査期間は2026年10月14日に確認しました。「冬を感じるスタンプ・絵文字特集」への参加大募集(LINE Creators Market公式note)、スタンプ販売の流れ(公式ヘルプ)、審査ガイドライン。