動くLINEスタンプのサイズ・容量・形式まとめ|申請前の確認ポイント

動くLINEスタンプを作り終えたあとで、「GIFのままではだめ?」「320×270pxなら何枚でも入る?」と迷う人は少なくありません。 通常の静止画スタンプと動くLINE絵文字では、画像サイズも容量も別です。先に種類を切り分けておけば、申請直前の作り直しを減らせます。 2026年9月14日に確認したLINE公式の制作・審査ガイドラインをもとに、提出前の数字と確認手順をまとめます。
まず3種類を混同しない
「スタンプ」と呼んでいても、静止画のスタンプ、動くスタンプ、動く絵文字は別の登録区分です。
表は横にスクロールできます。
| 項目 | 通常スタンプ | 動くLINEスタンプ | 動くLINE絵文字 |
|---|---|---|---|
| 画像サイズ | 370×320px以内 | 320×270px以内。一辺は270px以上 | 180×180px |
| 必要数 | 8・16・24・32・40個 | 8・16・24個 | 8〜40個(デコ文字は別の個数) |
| 形式 | PNG | PNG(APNG) | PNG(APNG) |
| フレーム・再生 | なし | 5〜20フレーム、ループ込み最大4秒、1〜4回ループ | 5〜20フレーム、ループ込み最大4秒、1〜4回ループ |
| 容量 | 1個1MB以下、ZIP60MB以下 | 1個1MB以下、ZIP60MB以下 | 1個300KB以下、ZIP20MB以下 |
数値は通常スタンプの公式ガイドライン、アニメーションスタンプの公式ガイドライン、アニメーション絵文字の公式ガイドラインを照合しています。特に、動くスタンプのセット数は40個ではなく8・16・24個です。

動くLINEスタンプのサイズは「最大」と「条件」をセットで見る
動くスタンプ画像は、横320px・縦270px以内です。ただし、縦横どちらか一方は270px以上でなければなりません。 「小さくすればどんな比率でもよい」という意味ではありません。たとえば320×270pxは条件を満たしますが、 200×200pxのままでは一辺270px以上という条件を満たしません。 APNGに含めるすべてのフレームは同じキャンバスサイズにそろえます。
背景は透過し、キャラクターやセリフが端に触れないように余白を残します。通常スタンプのように必ず10pxと決めつけず、 動いたときに耳やしっぽ、文字が切れない範囲で確認し、被写体の基準位置もそろえます。
APNGとGIF、拡張子の違い
LINE公式が動くスタンプと動く絵文字の画像形式として指定しているのは、PNG(APNG)です。 APNGはPNGの拡張で、複数の画像を順番に再生できます。GIFで作った素材を使う場合でも、GIFファイルをそのまま提出するのではなく、 フレームを取り出してAPNGに変換し、ファイル名の拡張子を.pngにしてから確認します。 拡張子だけを.gifから.pngへ書き換えても形式は変わらないので、変換後に再生できるかを必ず確かめてください。
タブ画像はアニメーションではなく、96×74pxのPNGです。動くスタンプのメイン画像は240×240pxのPNG(APNG)で、 動く絵文字は別の240pxメイン画像を作るのではなく、メイン画像にしたい絵文字を4つ選ぶ登録方法です。 通常スタンプのZIP構成と同じだと思うと、アップロード時に不足が出ます。
フレーム数・再生時間・ループの計算
動くスタンプも動く絵文字も、1個につき5〜20フレーム、再生時間は最大4秒、ループ数は1〜4回です。 ループを増やす場合は、1回分の再生時間×ループ数の合計を4秒以内に収めます。公式の詳細ガイドでは、再生時間は1・2・3・4秒のいずれかで、 1.5秒のような端数は設定できないと案内されています。
- 1秒の動きを4回繰り返す:合計4秒で条件内
- 4秒の動きを1回再生する:合計4秒で条件内
- 3秒の動きを2回繰り返す:合計6秒で条件外
- 20フレームを超える:再生時間が短くてもフレーム数の条件外
APNG作成ツールによっては、同じ画像を連続して置くと1フレームとして扱われることがあります。全フレームが同じ画像だと、 アニメーションとして動作せずアップロードエラーになります。止め絵の時間を作りたいときも、実際に書き出したAPNGを再生して、 5〜20フレームとして認識されるかを確認します。
容量を抑えるときは、動く範囲を狭くする
動くスタンプは1個1MB以下、ZIP全体60MB以下です。動く絵文字は1個300KB以下、ZIP全体20MB以下なので、 同じ「APNG」でも絵文字の方が厳しい上限です。特に絵文字はトーク画面で小さく表示されるため、細かい背景を足すより、 太めの輪郭と大きな表情差に情報を使う方が意味も伝わります。
LINE公式の詳細ガイドでは、広い範囲で動く背景、グラデーション、炎や集中線などは容量が増えやすい例とされています。 手や耳だけを動かし、背景とセリフを固定する。色数を絞り、固定部分のフレームを再利用する。この順で見直します。
1フレーム目は「静止画」として完成させる
動くスタンプはいつでも再生されるわけではありません。LINE STOREやスタンプショップのプレビューなどでは、 1フレーム目が静止画として表示されます。最後に「ありがとう」のお辞儀が完成する構成でも、最初から気持ちが分かるようにします。
最初の姿勢を単なる待機画面にせず、表情と短いセリフを見せておくのがコツです。ペンギンが手を振るなら、1枚目から目線と手の位置を読みやすくする。 猫が驚くなら、1枚目にも驚きの表情を置く。動きは感情を補強する役割にすると、再生されない場面でも意味が残ります。
申請前の症状・原因・対処
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| 症状 | 原因になりやすいこと | 対処 |
|---|---|---|
| 形式エラーになる | GIFのまま/拡張子だけ変更/APNGとして保存されていない | フレームからAPNGを作り、.pngとして保存して再生確認する |
| サイズエラーになる | 横320pxまたは縦270pxを超えた/縦横とも270px未満/フレームごとにサイズが違う | 全フレームを同じサイズにそろえ、横320px・縦270px以内、少なくとも一辺270px以上か確認する |
| 動きが再生されない | 全フレームが同じ/同じ画像が連続して1フレームに統合された | 書き出し後も5〜20フレームを保ち、APNGを再生して実際に動きがあるか確認する |
| 容量オーバーになる | 広い背景、グラデーション、粒子や光が毎フレーム変化している | 動く範囲と色数を減らし、固定部分のフレームを再利用して圧縮する |
| 一覧で気持ちが伝わらない | 意味のある表情やセリフが2フレーム目以降にある | 1フレーム目に感情が分かる姿勢と短いセリフを置く |
ZIPにまとめる前のチェックリスト
- 登録区分が通常スタンプ、動くスタンプ、動く絵文字のどれかを確認する
- 画像サイズ、個数、フレーム数、再生時間、ループ数を種類ごとの公式条件と照合する
- 動くスタンプは1個1MB・ZIP60MB、動く絵文字は1個300KB・ZIP20MB以内にする
- APNGはPNG(.png)として再生でき、全フレームの大きさがそろっているか確認する
- 透過背景、RGB、文字の誤り、端の切れ、1フレーム目の意味をスマホ表示で見る
- ZIPのルート直下に必要な画像があり、別のZIPや不要なフォルダを入れていないか確認する
申請用データは、作った時点で終わりではありません。タイトルや説明文の文字数、URLや告知表現、第三者の権利、 メイン画像とタブ画像の見た目も、LINE公式の審査ガイドラインに沿って確認します。条件を満たしていても審査結果は保証されないため、申請時点の公式情報を優先してください。
よくある質問
Q. 動くLINEスタンプを370×320pxで作ってもいいですか?
370×320pxは通常の静止画スタンプの上限です。動くスタンプは横320px・縦270px以内で、一方が270px以上という別条件です。 登録区分を確認して専用キャンバスを使ってください。
Q. GIFをZIPに入れて申請できますか?
公式指定はPNG(APNG)です。GIFをそのまま入れず、フレームをAPNGとして書き出した.pngを再生確認してからまとめます。
Q. 1個のスタンプを何秒まで動かせますか?
動くスタンプも動く絵文字も、1個あたり最大4秒です。1回分の再生時間×ループ数を4秒以内にし、フレーム数は5〜20個にします。
Q. 動く絵文字も容量は1MB以下ですか?
動く絵文字は1個300KB以下、ZIP全体20MB以下です。動くスタンプの1個1MB・ZIP60MBとは違います。 デコ文字を含む場合は必要数も公式のパッケージタイプで確認します。
規格表の数字を埋めても、再生時に顔が揺れる、文字が読めない、透過部分に色が残ることがあります。 APNGを再生し、1フレーム目を静止画として見て、スマホの小さい表示でも意味が分かるかを確認してからZIPにまとめます。
参考にした公式情報
仕様、フレーム、再生時間、容量、審査条件は2026年9月14日に確認しました。提出前はアニメーションスタンプ制作ガイドライン、アニメーションスタンプ詳細ガイドライン、アニメーション絵文字制作ガイドライン、アニメーション絵文字の制作方法、審査ガイドラインを確認してください。